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チャレンジ

1470Mpa 超高張力鋼板への挑戦

シートフレーム部品の軽量化を目的とし、1,000MPaを超える超高張力鋼板の冷間加工技術を確立するため、新潟県工業技術総合研究所と共同開発を行った。 ※1,000MPaを超える超高張力鋼板は、曲がりにくく、割れやすい為、加工が非常に難しい材料であるため、温間や熱間プレスで加工されることが多い。
内容 1.材料特性の評価 2.プレス成形シミュレーションソフトを用いた成形性の評価 3.金型による成形試験
材料試験機による引張試験にて、応力とひずみの試験を行った。 塑性ひずみ比の測定ではJISの計算方法を改良し、低歪領域でも良好な結果を得られる計算方法を考案。 プレス成形シミュレーションソフトを活用し、目標形状に対する成形方法を考案後、金型形状へフィードバック。 成形試験により、考案した成形方法にて超高張力鋼板の冷間加工が可能であることを確認した。
これにより、受注拡大に向け、量産に向けた技術開発と実証実験に取り組む。